たからなき人の みずからたからなしとくものは じつにあらず なんとなれば 人として
一水いっすい一草いっそうせずというものなければなり 極貧ごくひんの人 一食いちじきたるのち 食器しょっきあら
そのしるほどこすもふくん たといパンのくずをもってありほどこすも また無量むりょうふく
天下てんか極貧ごくひんといえども たれかちりばかりのパンなきものあらんや 極貧ごくひんの人
衣服いふくなしといえども しんはだかのものはあらじ かりそめにもころもあらば ひとすじを
きて 人のきずをつなぎてほどこしをなせ ぜん男子なんし 天下てんか貧窮ひんきゅうなりといえども その
なきものはあらじ もしほどこすものなきとき他人たにんほどこしをなすをみれをもって
いてこれをたすけよ もしほどこすこころなくんば 国主こくしゅといえども かならほどこあたわざらん
                        「 優婆うばそく戒経かいきょう 」より
ビハーラ(活動)とは
インドの古語であるサンスクリット語で休息の場所、僧院または寺院と言う意味のほかに「安住」と漢訳されており「存立」「身も心も安じる」という意味もあります。ビハーラ活動は、病院や高齢者施設におられる方々またその家族などの精神的な不安や苦悩に寄り添いやわらげていこうとする活動です。
活動の内容,現況などはビハーラ事務局
(西本願寺鹿児島別院内 099-222-0051)また当寺などにお尋ねください。
『ビハーラ電話相談』
※現在休止中です。